一年と、折々の日々/フラワー
エネルギッシュに過ごす夏から、心温まるイベントの多い冬にかけて、ゆっくりと街が姿を変えていく今のこの季節が叙情的で好きです。いつのまにか、もう一年もこんなに過ぎてしまったんだな~と、ふと考える時なように思います。そのせいかわかりませんが、習い事を始めたり、何かを新しく考え、始める方がこの時期は少なくないようにも思います。新しく何かを始めるのにはいい季節なのかもしれません。
何かを始めるときって、一念発起とまではないでしょうが、ちょっとしたきっかけと言うか、ある種の決意が必要ですよね。そのため、未来に抱くイメージも強かったりもするわけで、いざその未来にたどり着いたときに、イメージと現実のギャップにオロオロ・・・と、やるせない気持ちになることも無くはないでしょう。でもそれって、絶対にどこかで右折したり坂を上ったりして進路を変えることが出来るんじゃないかなと思います。
大いなる決意かもしれませんし、ほんのちょっとの考え方次第かもしれませんし、些細なきっかけかもしれません。出会いは人だけでなく、本や映画や音楽などなど、あらゆる日常に転がっているようにも思える気がします。
「お花を習う。」時代の流れも大いに影響がありますが、お花って、ちょっとした贅沢ですよね。
生ものですし、お世話もお手入れも手がかかる。けれど、その分得られる安らぎも多いはず。だからこそ、有意義に有効に花を楽しんでいただきたいと思います。一日がんばったご褒美に、スウィーツを一つ買って帰るように、お花もちょっとした特別なことがないと日常にとりいれるのは難しいかもしれません。けれど、ちょっとしたご褒美に、心の着替えにスイッチのようにお花を楽しんでいただきたいなと思います。
「あー。つかれたー。花買って帰ろっ」みたいなノリで。
事務所の玄関先にゼラニュームがずっと咲いていることに、いまさらながらに気付きました。たぶん見ているようで見ていなかったのです。心にゆとり、無いのでしょうか…。
そのゼラニューム、なんで、ずっと咲いているのか調べてみると、どうやらゼラニュームは一年中咲いているらしいのです(写真は初夏のゼラニュームです)。
ずっと同じ調子で咲くというわけにはいかないようですが、一年中そのかわいらしさを楽しめることに感心しました。
一年中咲くからといって、何もしないでいい訳ではありません。枯れているところがあれば、カットしてあげなくてはいけませんし、程よい水遣りも必要です。お花も生き物です
か ら、日々の変化を感じます。
お部屋の空気が淀んでいると知らず知らずのうちに気分がめいってしまうように、お花も淀んだ空気には耐えられず、楽しめる時間も少なくなります。
あたりまえにあるものを気に留めなかったことに、ふと気付くことができたのもこの季節のおかげなのかとおもっています。一年中咲くことが出来る彼女たちと、この感慨深い季節を有意義に歩んで生きたいものです。
季節は寒露(かんろ)。透明感のある空気が心地よく感じられ、朝露もみられ朝夕がひんやりとする季節。ちょうどコスモスが咲きはじめる頃ですね。
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10月 3, 2008 フラワーセラピー | Permalink



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