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2008年9月15日 (月)

日本アロマ環境協会 専門セミナー(1)/アロマ

2008年9月7日(日)に、大手町サンケイプラザにて(社)日本アロマ環境協会主催の『専門セミナー』が開催されました。アロマテラピーに関する最新情報を知ることができる有意義なセミナーです。
ここでは2つ講義があり、1つは(独)国立環境研究所 梅津豊司先生の「精油の中枢薬理作用の研究と最新動向」というものと、富山大学和漢医薬学総合研究所 上馬塲和夫先生の「Pharmaco-Physio-Psycho-Therapyとしてのアロマテラピー」です。
これから2回に分けてご報告します。

さて、最初の梅津先生のほうですが。実は昨年、フレグランスジャーナル社主催のセミナーでも梅津先生の発表は聴かせていただきました。
おそらくそれをさらに発展させ、より丁寧にお話いただいたというような感じでしょうか?
梅津先生は、アロマテラピーというものが、アロマテラピーからちょっと距離を置いているような人たちから見てもホンモノだと思っていただけるようになるには、効果の事実を科学的に証明し、発信していかなくてはならないというようなことをおっしゃっていました。たしかに、アロマテラピー関連書籍を見ると、「○○精油には▲▲作用がある」などとたくさん載っていますね。しかし、根拠がしっかりあり、説得力を感じる、なるほど! と思うものはなかなか少ないと感じていたのも正直なところです。
それでは「一部の人が熱狂的に信じている療法の一つ(ちょっと怪しげ!?)」と捉えられても仕方がないのかもしれません。

ところが、まだまだ未知の部分が多いといわれるアロマテラピーでも、最近は研究者も増え、不明点が徐々に具体的になりつつあるようです。とても喜ばしい限りです。
先生は心の病、特に「不安」に関して、詳しく研究され、その内容を具体的に説明してくださいました。

行動薬理学的手法による動物実験(ラット)で、ローズとラベンダーについては、抗不安作用が観察され、他にも抗不安作用が謳われている精油がいくつかありますが、それらについては抗不安作用は見られなかったというちょっとショッキングな内容でした。
ローズやラベンダーの抗不安作用はベンゾジアゼピン系抗不安薬とは違うメカニズムでの作用で、異なる性質ですが、不安に対しては明確に効果が示されたとのことでした。
そして、その作用は精油に含まれる成分によってもたらされるものであり、精油使用の場合はベンゾジアゼピン系抗不安薬のような眠気や集中力低下、依存性などの問題が少ないということもわかったそうです。その他、ペパーミントの興奮作用についても発表されていました。

本当はもっと緻密なのですが、私が言えるのはこんな感じ(笑)。先生は「アロマテラピーが現代医学とうまく共存し、合成薬の量を減らして、カラダへのリスクの軽減につながるといいなと思っている。」というようなこともおっしゃっていました。なるほど。お互いのいいところがうまく活かされるといいですよね!

記事協力
日本アロマ環境協会(AEAJ)総合資格認定校銀座アロマテラピースクール

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9月 15, 2008 アロマテラピー |

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